インビザラインは米国アライン・テクノロジー社が開発した新しいマウスピース矯正治療システムです。
歯並び・噛み合わせを治療するため患者様ひとりひとりのためにカスタムオーダーで製造される矯正装置(マウスピース型)で、欧米を含む世界各国で600万人を超える患者様の矯正治療に使用され、その効果が認められています。
日本においてもインビザラインは多くのドクターに支持されており、斉藤歯科医院の矯正医は2007年2月22日から症例を積み重ねています。
1【装置が目立たない】
ブラケットを歯に取り付けるワイヤー矯正に比べ、インビザラインはマウスピースなので、いつでも簡単に取り外し可能です。ブラケットを歯に取り付けるワイヤー矯正は、ブラケットやワイヤーが多少目立ちますが、インビザラインはクリアなマウスピースの矯正ですのでほとんど見えません。お仕事で人と接する機会が多い方でも、周りの人に気づかれずに歯並びをきれいに矯正する事ができます。
2【簡単に取り外し可能】
インビザラインは食事の時は、装置を外して食べられますから、他の治療方法に比べ違和感が少なくお食事ができます。歯磨きの際も取り外しますので。磨きやすく、口腔内を清潔に保ちやすくなります。
3【痛みや違和感を感じにくい】
インビザラインは短い期間(10日~2週間)で次のステップのマウスピースに取り替えます。治療の段階に合わせて矯正装置を新しいものに交換して装着することで徐々に歯並びを整えていきます。ワイヤー矯正のように強い力で歯を移動させる矯正方法と比べ痛みを感じにくいのも特徴です。インビザラインでのマウスピースの厚みはわずか0.5mmほどと薄いので、装着時の違和感も少なくなっています。
4【ストレスフリー】
インビザラインでは金属製ワイヤーやブラケット比べて痛みが少なく、装置が壊れてしまうことや、取れてしまうなどの緊急性を要することがありません。また唇や口の中の粘膜などを傷つけてしまう心配がありません。
5【通院が少なくて済む】
ワイヤー矯正では歯の移動に合わせて装置を調整するために、2~4週間に一回などの通院が必要です。インビザラインは、メンテナンスが少なく、通院は4-6週間ごとに一度なので、ご多忙な方にとって理想的です。
1【自己管理が必要】
インビザラインの治療は、1日20時間と長い時間装着することができない場合、満足のいく治療効果が得られなかったり、治療の進捗が遅れる可能性もあります。装着時間を自己管理してできるだけ長くキープすることが重要です。
2【歯のずれが極端に大きい場合】
歯の重なりやずれが極端に大きいと、マウスピース矯正だけでは対応できない事があります。その場合はワイヤー矯正やインプラント矯正との併用が必要となります。
3【歯のみではなく骨格にずれがある場合】
アゴの骨格自体にズレがある場合、マウスピース矯正では改善することが困難です。
インビザラインの治療プロセスや予想される結果は、これまでの多くの治療実績に基づいてつくられた独自のソフトウェアにより最新の3Dアニメーションで表示させることができます。このアニメーションにより、患者さんはご自身の治療プロセスや結果をイメージしながら、安心して治療を受けることができます。
通常のブラケットを使用した矯正と同等の期間が必要です。個人差はありますが、1年半から長い方で3年程度とお考えください(詳しい期間は検査後にご提示します)。
相談とコンサルテーション
まずはご来院いただきしっかりとカウンセリングをさせていただきます。お口の悩み、治療のご要望、現在のライフスタイル(学校やお仕事、習い事など)についてお聞きします。あなたのご要望を実現するためにもっとも適した矯正の方法についてメリット・留意点を踏まえて、詳しくご説明します。
精密検査 歯の型取り
インビザラインを使用した治療方法や期間、費用などにについてご理解いただき、治療方針に合意いただいた時点で、精密な検査をします。レントゲン撮影や、口腔内写真撮影、そしてお口の歯型を精密に採取します。
3Dモデルの作成・装置の作成
採取した歯型をアメリカのアライン・テクノロジー社へ送ります。日本から送られた患者様の歯型を、CTスキャンで3Dデータ化して、患者様のお一人お一人のお口の様子としてコンピュータ上に治療完了までの歯の動きを3D動画で再現します。
歯科医師のチェック・承認後、治療完了までのマウスピース装置が一括製造します。
マウスピースを使った治療の開始
マウスピースがクリニックに届いたら、いよいよ治療開始です。マウスピース装置の取り外し方法や装着時間、使用上の注意点をご説明いたします。
通常は2週間ごとに患者様で新しいマウスピースに交換していただきます。 治療を開始した後は、計画通りに歯が移動しているか確認させていただくために、4週間~6週間ごとに通院をしていただきます。
相談とコンサルテーション
iTeroで口腔内を3Dスキャニングします。
噛み合わせの確認
すぐに出来上がる3D画像で、今の噛み合わせや歯並びの問題点を色々な角度から精査します。
矯正治療後の歯並びを確認
矯正治療前、治療後のシミュレーション比較画像を、その場でご覧いただけます。。
インビサラインのオーダー
iTeroでスキャニングされたデータと共に、患者さんに適した詳しい治療計画を海外オペレータへ指示。詳しい治療工程のシミュレーションを製作します。矯正治療後の歯並びを画面でシュミレーションしてご覧いただけます。 iTeroでスキャニングされたデータはそのままデータ送信が可能。 (※シリコン印象の場合は輸送時間もかかっていました)
これにより従来の方法に比べ、治療の開始を約2週間早めることが出来ます。
マウスピースの完成
カスタムメイドの精密なマウスピース(アライナー)が完成。いよいよ治療が開始されます。
白い詰め物や、白い被せ物の製作にも「iTero」が活躍します。
iTeroを用いて3分~4分スキャニングすることで「精密な歯型」の取得が完了します。
従来の型取り剤に比べ、嘔吐反射(オエッとなる反射)の強い方にも負担が少なく歯型をとることが出来るようになりました。
被せ物や詰め物の制作でも「ゆがみ」や「ズレ」の少ない高精度な「歯型」を得ることが可能です。
従来のシリコン印象
iTeroスキャニング
iTeroスキャニングのほうが精密に形態再現できるようになりました
Question
マウスピースをつけるだけで、歯が動くのはどうしてですか?
Anwer
インビザラインは、透明なマウスピースを使用して少しずつ歯を動かしていきます。
1つのマウスピースで動く距離は、個人差がありますが、0.15mm~0.25mm程です。
1~2週間に1つのマウスピースを使用します。
Question
費用はその他の矯正治療よりも高くなりますか?
Anwer
インビザラインの費用は、ブラケットを使用した矯正治療よりやや高価になっています。また、インビザラインの場合、歯並びのズレが大きいケースでは適用できない場合があります。
Question
インビザラインでマウスピースをつけていても会話は普通にできますか?
Anwer
インビザラインのマウスピースは0.5mm程の厚みのクリアなプラスチック製です。
装着後、3日から1週間でつけていることを忘れるほど慣れてしまい違和感はありません。
またマウスピースは、装着していても会話時の舌の動きを邪魔しないような形状にカットされています。
Question
定期的な通院が難しいのですが、治療を受けることができますか?
Anwer
インビザラインの治療は、最初のうちは1ヶ月に1回ほどの通院が必要となりますが、安定してくれば2ヶ月~3ヵ月に1回の通院で済むようになります。
通院が難しい時には、個々の都合に合わせた治療計画を立てることも可能です。
Question
治療した後に歯が元の位置にもどることはありますか?
Anwer
インビザラインのみならずどの矯正治療にも言えることですが、矯正終了後の歯は元の位置に戻ろうとします。そこで保定装置「リテーナー」を用いて、歯が元の位置に戻ろうとするのを防ぎます。
リテーナー装着後、3ヵ月間はリテーナーを1日中装着する必要があります。その後は就寝時のみの装着で済むようになります。
基本施術料 880,000円
調整・管理料 4,000円
治療内容・症状により料金が変わることがあります。あらかじめご了承ください。